2011.02.18 Friday

プリミティブ

こんにちは。一雨ごとに春の気配を感じてしまいます。風の触りが春めいてきましたね。



昨日手に入れてしまった、古墳〜中世時代と思われる土器。九州の某河川流域ではかなり出土するらしいんです。

教科書や資料館のケースの中でしか見たことのなかった私は、一瞬にして虜になってしまいました。
原型を留めていなく、出土の頻度も多いらしいので、考古学的には珍しくないものかもしれませんが初めて手に取る感触は、何ともいえない感動でした。

長い時間の経緯を想像するだけでこの破片がもたらすフォルムの意味は感慨深くプリミティブな、作意のない存在が無条件で問いかけてくるような、そんなモノだと感じました。

もちろんプリミティブアートと呼ばれる部類のものに心惹かれるものは本来ありましたが、まじまじと手に取り眺めているだけで純粋無垢な塊が語りかけてくる、そんな感傷にも似た感動を覚えました。

この破片が色々な事を教えてくれそうです。

今度は自ら探して更なる感動を得ようと計画中。おもしろい発掘になりそうで楽しみです。
興味ある方はご一緒しませんか?(笑)



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