2011.09.17 Saturday

原風景〜南薩の空〜

 こんにちは。しばらくぶりの更新です。本来便利なツールを使いこなせない不精が立ってしまいました笑

ご注文頂いてる商品や制作、お問い合わせの件など、こなしておりますのでご安心ください。

夏季休暇といいつつ、数日帰郷していた時のお話を。(8月の話・・もう初秋)

私の故郷は鹿児島なんですが、鹿児島は大きく分けて薩摩、大隈、離島と3つに地域が分かれます。どの地方にもあることとは思いますが、それぞれの特性が分かれています。

私は父の仕事の関係でそれらを転々としていたのですが、特に祖父母の家もあった南薩摩(なんさつ)地方が私の原風景になっています。太平洋と東シナ海に面した海岸線は大きな青い空と海が延々と続き、心象風景として根強く残されています。
そんな風景をしばらく見ていなかったので、この機会に充電してきました。



まずは薩摩富士の開聞岳。本土、鹿児島の錦江湾の入り口に位置し独立峰でもあるこの山は桜島と並ぶ鹿児島の代表的な山の一つです。裾野には田畑が広がりのどかな時間が流れています。近くにはJR最南端の駅、西大山駅や砂風呂でも有名な指宿(いぶすき)温泉、大うなぎや、謎の生物イッシーでも有名な池田湖などが点在しています。幼少の頃はよく家族で訪れたプチリゾートでもありました。

池田湖からの開聞岳(謎の生物イッシー写ってるかも笑)

さらに詳しくは↓

指宿観光ネットhttp://ibusuki.or.jp/
長崎鼻パーキングガーデンhttp://www.synapse.ne.jp/npgyamakou/

祖父母の家があった南さつま市の笠沙町。太平洋と東シナ海が分かれる野間岬付近からの海と空は雄大です。写真はちょっと残念ですけど笑


神話的にも邇邇芸命(ニニギノミコト)が木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と出会ってしばらくの間住居を構えた所と伝わる遺跡、宮ノ山遺跡がったり、近隣には三大砂丘の吹き上げ浜や映画「007は2度死ぬ」の撮影場所坊津町秋目、少し下ると鰹節で有名な枕崎など探訪するには楽しい場所です。

野間岬は有名な夕日のスポットでもあります。

これまた写真が残念ですが笑

大自然に囲まれた私にとっては大切な風景、空気が心地良く流れていました。

九州新幹線も開通し、鹿児島までのアクセスも容易になった今、少し足をのばして見て欲しい場所です。言うまでもありませんが、黒潮の影響で魚介類が美味しいところでもあります。お勧めはセミ海老。イセエビより肉厚で美味ですよ!(見慣れてないと・・・いうルックスですけどね笑)


さらに詳しく↓

南さつま市観光ガイドhttp://www.city.minamisatsuma.lg.jp/kanko/map/kasasa.html
宮ノ山遺跡http://community.travel.rakuten.co.jp/community/spot.do?spotCode=32193

笠沙恵比寿http://www.kasasaebisu.com/




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2011.07.08 Friday

一息



スオプ庭先縁側より。一息。プハァ〜。 

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2011.06.29 Wednesday

紫陽花



梅雨の合間の夏模様。のような晴れ間ですね。スオプにある植物達も着々とこの時期に葉の色を更に濃く色づけています。

このアジサイ。日本産のガクアジサイです。購入してから13年あまり、毎年花をつけてくれます。 一般的に思われているアジサイは実はこのガクアジサイを改良した種でセイヨウアジサイと呼ばれているそうです。
花びらに見える部分、実はこれは装飾花というらしく、セイヨウアジサイはほとんどが装飾花となるわけです。

水分をしっかり与えれば意外と丈夫なアジサイ。まだまだ咲き誇っています。

あぢさゐの八重咲くごとく弥(や)つ代にをいませ我が背子見つつ偲はむ 橘諸兄

古人も詠んだ繁栄を願う歌。
ガクアジサイに見守られてるそんな夏日よりでした。・・・あっついですねー。





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2011.03.25 Friday

ガーベラ

こんにちは。店内のガーベラ。










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2011.03.14 Monday

日々



繰り返される命の営み。日々。
しなくてはいけない事、出来る事。 
心から願っています。
頑張って欲しい。頑張って。

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2011.03.04 Friday

ミッフィーの実力

こんにちは。何気ない子供の行動が楽しく考えさせられたひな祭りのスオプです。
娘の雛祭りにそえようと、ミッフィーの人形型チョコレートを娘が喜ぶ姿を想像して持ち帰ったのはよかったのですが笑。



泣きながら強く拒まれました。ほら、ミッフィーだよ〜。といいながら手渡すのですが、何か違和感を覚えたのか、笑顔ではありません。ほら〜チョコだよ〜食べられるよ〜と甘い誘惑で誘うのですが、なお更いらないと、不機嫌です笑
食べてる演技をすると泣いてしまい遠のいてしました。画面や人形でミッフィーを知る娘には、食べ物でなくお友達だったのでしょうか。それを食べようとした大人は、もしかしたら怖い存在に見えたのかもしれませんね。
もちろん、娘のいないところでしっかり耳を頂きましたけど笑。

ミッフィーといえば世界中で知られる最強のうさぎです。ディック・ブルーナが生み出した様々な要素が詰まったデザインでもあります。

昨年生誕55年を向かえたこともあり美術展なども開催されていました。シンプルな構成ですが、そこには計算と繰り返しの実験から生み出された末の素晴らしいピクトグラムです。今日ではインフォグラフィックスと進化しているようですね。

ブルーナカラーと呼ばれる限られたカラーで構成され、実は手を震わせながら描かれる繊細で力強い輪郭線が特徴的です。

シンプルなだけにそぎ落とされたカタチは、微妙な変化で表現されて、時にはワンシーンで100枚ものスケッチが描かれるそうです。



シンプルさや愛らしい表情にはブルーナの色々なモノが詰め込まれているようですね。

「うさこちゃんとてんと」という絵本のシーンで、黄色いテントが登場します。緑の色面に三角の黄色いテント。場面が変わると黄色い色面にミッフィーと小物。
テントの中という場面を外側からみた三角の黄色いテントという色とカタチで認識させて、場面が変われば黄色いカタチを変えたテントが中の風景を意識させているというシンプルで強い構成になっています。

そぎ落とされた情報をいかに伝えるか。納得してしまいます。

他にも色々あるのですが、また機会があれば。

なんせ、娘を知らぬ間に虜にしていたミッフィー。知識など屁のナンチャラで、頭でっかちに見てしまうより、あのシンプルな無言で迫るウサギには大人の浅知恵など敵わないと、実感した時間でした。


ミッフィーの実力おそるべし!!!!







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2011.02.18 Friday

プリミティブ

こんにちは。一雨ごとに春の気配を感じてしまいます。風の触りが春めいてきましたね。



昨日手に入れてしまった、古墳〜中世時代と思われる土器。九州の某河川流域ではかなり出土するらしいんです。

教科書や資料館のケースの中でしか見たことのなかった私は、一瞬にして虜になってしまいました。
原型を留めていなく、出土の頻度も多いらしいので、考古学的には珍しくないものかもしれませんが初めて手に取る感触は、何ともいえない感動でした。

長い時間の経緯を想像するだけでこの破片がもたらすフォルムの意味は感慨深くプリミティブな、作意のない存在が無条件で問いかけてくるような、そんなモノだと感じました。

もちろんプリミティブアートと呼ばれる部類のものに心惹かれるものは本来ありましたが、まじまじと手に取り眺めているだけで純粋無垢な塊が語りかけてくる、そんな感傷にも似た感動を覚えました。

この破片が色々な事を教えてくれそうです。

今度は自ら探して更なる感動を得ようと計画中。おもしろい発掘になりそうで楽しみです。
興味ある方はご一緒しませんか?(笑)



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2011.02.16 Wednesday

春に向けて

 こんにちは。
今日は暖かい一日になりました。
暖かくなったり寒くなったり。
みなさん風邪をひかないようにくれぐれもご注意ください。

春に向けて・・・

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2011.02.10 Thursday

眼差し。



先日お仕事でお隣の熊本市まで行ってきました。絶対見たかった舟越桂の展示会。タイミングよく、お仕事絡みで行く事が出来ました。

学生時代に憧れた彫刻家でジャコメッティ、カミーユクローデル、舟越さん。脈略おかしいと?思われるかもしれませんが(笑)好きなものは好きなんです。
語りだすと長くなるので(笑)簡単に。
この空気感は、一瞬で身動き取れなくなるくらいの存在ですよ。

実にいい展示でした。作品と対峙できる空間、時間に大満足。穴があくんじゃないか?というくらいじっくりと観察体感してきました。
作品は個人蔵のモノも多く、なかなかこれだけ揃う展示もないんじゃないかと思います。
今週2/13日まで。是非この機会に。
熊本市立現代美術館



※ポスターを撮影したものです。


熊本動植物園にて。


なんとなく。おまけ。






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2011.01.19 Wednesday

暖かいひと時。

 寒い日が続きます。寒いときほど暖かくして冷たい空気を楽しみたいものですが、歳のせいか少し行動範囲が狭くなったような気がします。

そんなとき、いつもお供にしていたのがこのステンレス製のマグ。
メーカーは忘れてしまいましたが、容量といい、手当たりといい、シンプルならではの飽きの来ない実用的なマグです。外に出かける機会が減った今シーズンは庭の椅子で気分だけ味わっています。

部屋で飲むときは頻度が高いのがこのマグ

Moderatoのマグカップです。瀬戸市のセラミックジャパンの品で、デザイナーは萩野克彦氏。
取っ手の引っかかりや手の平に馴染む感覚。独特の色相が、気持ちをほっこりさせてくれます。

番外編。夜のお供に焼酎をお湯割で。(鹿児島出身笑)

廣田硝子の昭和モダン復刻タンブラー。ハンドプレス製法で作られている、重量感のあるグラスです。飲んでいるうちに何かに酔いしれてるのは焼酎だけのせいではない気がします。


と、いつも使っているお気に入りをご紹介しました。Moderatoのマグ、復刻タンブラーはもちろんスオプで取り扱いしています。お気軽にお問い合わせください。

番外編その2.

朝のオレンジジュースは名も無きこのグラス。すごく愛着のあるグラスです。


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